予防歯科

予防歯科とは
予防歯科とは、治療よりも予防に重点を置いた診療科です。近年、歯科医院の役割は、病気を治す治療から、病気を未然に防ぐ予防に変わってきています。
当院は厚生労働省が提示するかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)の基準を満たしており、フッ素塗布が保険適用となります。
か強診は施設の規模や治療内容などが一定の基準を満たした歯科医院だけが届出できるものです。虫歯・歯周病予防は当院におまかせください。
当院の予防歯科

担当衛生士制による治療
当院では担当衛生士制を採用しております。
歯のクリーニングや歯磨き指導など、普段のケアから治療後のメインテナンスまで、すべて同じ歯科衛生士が継続的にサポートいたします。毎回同じスタッフが患者様の口腔状況をチェックすることで、お口の状態の変化にいち早く気付けます。また「最近歯磨きをすると出血するんです」といった小さな変化やお悩みを気軽に相談していただけるのもメリットです。
当院には歯科衛生士が4人在籍しておりますので、予約も比較的取りやすく、通院していただきやすいです。

バリアフリー設計で通いやすい院内環境
院内はバリアフリー設計になっており、車いすやベビーカーでも受診しやすい環境です。
また、半個室になっておりますので、プライバシーは守りながらも、お子さん連れでも行き来しやすく、診療中も安心して過ごしていただけます。

分かりやすいブラッシング指導・食事指導
患者様に分かりやすい説明を心がけておりますので、ブラッシング指導の際には、口腔内の写真などをご覧いただきながら、苦手なポイントなどをしっかりとお伝え出来ます。
また、食生活指導も行っておりますので、お口だけでなく全身の健康維持にも繋げることができます。
予防をする重要性

毎日の歯磨きは大切ですが、歯ブラシだけでは取り除けない汚れは必ず残ってしまいます。特に歯と歯の間や歯茎の境目は、ご自身での手入れが難しい場所です。こうした部分の汚れが長く残ると、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。また、歯周病は痛みなどの症状が出にくく、気付いたときには進行していることも少なくありません。そのため定期的に歯科医院でプロのクリーニングを受けていただければ、そのような目に見えない汚れもしっかり除去し、お口の健康を保つ効果が期待できます。
当院で行う予防処置
ブラッシング指導

虫歯や歯周病を予防する上で最も大切なのはブラッシングです。しかし、磨き方に問題があると毎日きっちり磨いている方でも、虫歯や歯周病にかかってしまう事があります。「磨いている」と「磨けている」は全く別物です。当院は衛生士が4名在籍しており予防歯科に力をいれております。現在の磨き方に不安がある、正しい磨き方を知りたいという方は、当院までお越しください。
PMTC

PMTCとは専門家による歯の清掃のことです。正しい方法でブラッシングを行うことにより、歯ブラシなら60%、デンタルフロスならば80~85%程度の歯垢を落とすことができるとされていますが、完全には歯垢を落としきれません。この残った歯垢を落とすのがPMTCの役割です。自分では落としきれない磨きづらい場所の歯垢を歯医者で定期的に落とすことによって、虫歯や歯周病のリスクを減らします。PMTCは歯周ポケットが浅く、虫歯の経験もほとんどない人でも半年に1回程度受診したほうが良いとされています。
フッ素塗布

フッ素塗布とは、フッ化合物と呼ばれる物質を歯に塗布することによって、虫歯を予防することです。フッ素塗布をすることによって歯の再石灰化(溶けた歯の表面が再び形成されること)が促され、歯を溶かす酸の生成が抑制されるため、虫歯になりづらくなります。
フッ素塗布の必要な階数は患者さんによって異なりますが、1年に3回塗布すれば虫歯の約30%を予防することができるとされています。
当院は、「口腔管理体制強化加算(口管強)」の施設基準を満たした歯科医院です。
保険適用で予防歯科が可能になり、PMTCやフッ素塗布などが保険適用となり、費用を抑えて受診できます。